今から約670年前(1333年)。みなさんも歴史の授業などで何度も耳にしたこともあるであろう後醍醐天皇は、一度失敗した倒幕と天皇中心の政治への野望を捨てきれず、幕府に閉じこめられていた隠岐の島から命がけで脱出しました。そしてたどり着いたのが実はここ大山町にあったのです。その場所こそが「名和湊(今の御来屋港)」で、後醍醐天皇を助けるために立ち上がったのが、当時この地で海運業を営み大変栄えていた名和長年だったのです。それゆえ周辺には名和氏ゆかりの地が点在。当時にトリップしながらの歴史めぐりも楽しいです。
コース各所から「伯耆富士」の別称を持つ秀峰・大山の美しい姿を眺めることができる「太平記」の舞台・潮風のみち。