絶景・大山の紅葉!~日本屈指の赤、紅葉に魅せられし秋~

本文1

大山 紅葉
 

西日本屈指の美しさを誇る紅葉
今年の秋、そんな大山に何かが起きる

10月初旬より色づきはじめ、下旬から11月初旬にかけてピークを迎える名峰・大山の紅葉。
山麓の森が朱やオレンジ、黄色に染まる錦の紅葉絵巻は日本でも屈指の美しさを誇り、全国津々浦々、この自然のアートを求めて多くの観光客が足を運びます。

ここ大山町の紅葉の特徴はとにかくアルプスを思わせる雄大な北壁とのコントラスト。
大山の猛々しい白い綾線を背景に、山麓の暖色に染められた森を真正面からとらえられ、移動するたびに少しずつ彩りを変えていく自然美は、まるでスポットライトを浴びているかのような美しさを誇るのです。

本文2

 

「東の富士山、西の大山」
秋ならではの彩りは必見!

「東の富士山、西の大山」。
そう讃える人も多い鳥取県の名峰「大山」の秋。山全体が七色に染まるその様子に多くの人が感動を覚えます。

「日本屈指の赤、紅葉に魅せられし秋」

2015年に製作した大山の観光ポスターは、3部作で作成しました。
そのうちの、秋の観光ポスターに使われたキャッチコピーがコチラ。

ポスターにあるような、絶景・紅葉の楽しみ方を、
地元を知り尽くした大山観光局だからこその視点でみなさんにお届けします。

大山参道には、日帰り温泉豪円湯院もあります。寒くなった頃には、温泉で温まり、元気になって次の紅葉名所へ!

地元が教える

大山 紅葉
 

ここをおさえりゃあなたも通!
地元が教える大山紅葉MAP

ガイドブックをよく見るとそこで紹介されているのは正面大山(伯耆町)、南壁(江府町)が多い。大山町の名所が案外取り上げられることが少ないのですが、実はここ大山町にはそんな名所にも負けない隠れた名所が数多く存在するのです。

高原の澄んだ空気を肌で感じながら、これだけの偉大なる風景を全身で受け止めれば気分は最高潮。
今回はそんな町内の名所をご案内。
ドライブスルー感覚で眺めることができる博労座をはじめ、欧州を思わせる穴場名所・豪円山のろし台でのサプライズな時間、霊峰を感じる舞台・金門での神聖な時間などなど楽しみ方もいろいろ。当日はぜひカメラ片手に秋色ドライブへと出かけてみませんか?

 

 

大山の紅葉名所

豪円山のろし台

豪円山のろし台

「南の鍵掛峠、北の豪円山」とも地元で称される絶景名所。
北壁だけでなく、麓に広がる高原美や街並みも確認できるその様は、例えるなら鳥取のスイス、ハイジの里。

そんな秋の風景は、冬にはゲレンデに変わるフィールドが赤一色に。紅葉のシュプールを描き出します。

ここ数年は、南の鍵掛峠からこちらまで足を延ばして、両方楽しむ方が急増中。
カメラマンにもお勧めの紅葉シュプール、必見です。

pc_1380840310.jpg

金門(きんもん)

霊峰とも崇められる大山。そんな神聖なる雰囲気を感じられるポイントでもある金門は、かつては神と人間の結界として設けられた場所。そんな金門を囲むように広がる大山の森が秋色に染まる様は何とも神秘的です。

博労座

博労座(ばくろうざ)

駐車場から見る大山は何とも雄大。
車窓からドライブスルー感覚で見学できるのもうれしい限りです。
大山観光の玄関口だけに、それはまさにこの場所を訪れる観光客、登山客を「ようこそ」と迎えてくれているよう。
特に、一番下の大きな駐車場が博労座と呼ばれており、見上げると大山がそびえたちます。

石の大鳥居

石の大鳥居

木々に囲まれる小路を歩いてると立ちはだかる巨大な鳥居。
これは大山寺域にある三つの鳥居のうちの一つで、その石柱の高さは7m、そして周囲約2mという大きなもの。オススメはピークを越え、晩秋にさしかかる11月で、ふわふわの落ち葉ロードを散策可能です。

大神山神社奥宮

大神山神社奥宮

石畳の参道を抜け、たどり着いた先に見える厳かな建物。
社殿は全国最大級の壮大な権現造り。霊峰・大山のシンボルでもあるこちらでは、逆さを囲むように縁どる紅葉、また最後の階段の上から眺める古の秋の風景にうっとり。

石畳の参道

石畳の参道

大神山神社奥宮へと続く800mの参道は自然石の参道としては日本一の長さ。ゆっくりと周囲の景色を楽しむように歩いているうち、深まる秋を実感。大山の歴史を感じながらの散策は芸術の秋にピッタリのコースです。

大野池

大野池

大山レークホテルの奥、湖畔のリゾートとして広がる大野池の絶景。
周辺の森が秋色に染まり、風のない日には、写真のように水面が水鏡となってシンメトリーな風景を描き出してくれます。冠雪の大山とのコントラストも絶妙。

 

クライマックスは二度


大山の色とりどりの紅葉。
10月末から11月初旬にかけて山麓を染め上げる七色の紅葉は観る者を感動の時間へとナビゲートしてくれます。

「あ~~、見逃した」、「これで紅葉は見納め」。
そんな声がこのタイミングで聞こえてきそうですが・・・。
いやいや、大山の紅葉はこれで終わりではありません。

「クライマックスは二度」

徐々に色あせ、赤や黄色のカラフルな彩が深めの色に変化していくなか、ちょうどこの時期に大山に初冠雪がもたらされます。
大山の北壁にかかったうっすらの白い雪と深秋の紅葉のコントラスト。
第一幕(10月下旬~11月初旬)を七色の紅葉とするなら、この紅葉は第二幕(11月中旬~下旬)。
派手さはないものの、自然の変化と大山に訪れる冬の香りを感じられるひとこまをぜひみなさんも楽しんでみてください。

初冠雪情報


<<プチコラム>>
今年はいつ? 過去の大山初冠雪情報をチェック!
平成18年(2006年) 11月07日 (米子測候所発表)
平成19年(2007年) 11月12日 (米子測候所発表)
平成20年(2008年) 11月09日 (大山町役場大山支所確認)
平成21年(2009年) 11月03日 (大山町役場大山支所確認)
平成22年(2010年) 10月27日 (大山町役場大山支所確認)
平成23年(2011年) 10月26日 (大山町役場大山支所確認)
平成24年(2012年) 11月01日 (大山町役場大山支所確認)
平成25年(2013年) 11月12日 (大山町役場大山支所確認)
平成26年(2014年) 11月03日 (大山町役場大山支所確認)
平成27年(2015年) 11月25日 (大山町役場大山支所確認)
平成28年(2016年) 11月02日 (大山町役場大山支所確認)
平成29年(2017年) 10月31日 (大山町役場大山支所確認)
平成30年(2018年) 11月01日 (大山町役場大山支所確認)
令和元年(2019年) 11月15日 (大山町役場大山支所確認)
令和02年(2020年) 11月04日 (大山町役場大山支所確認)
令和03年(2021年) 10月20日 (大山町役場大山支所確認)
令和04年(2022年) 10月25日 (大山町役場大山支所確認)
令和05年(2023年) 11月13日 (大山町役場大山支所確認)
令和06年(2024年) 11月19日 (大山町役場大山支所確認)

近年の
最も早い冠雪    10月12日(昭和44年)
最も遅い冠雪    11月25日(平成27年)

 

アクセス

手段別アクセス

マイカー

●関西方面から
中国道中国吹田ICより津山方面へ、中国道落合JCT経由、米子道を蒜山・米子方面へ、米子道米子IC下車。県営大山駐車場(博労座)へは、県道24号線を大山方面へ。約12km。
大阪から大山 所要時間 約3時間15分

●広島・岡山方面から
山陽道広島ICより中国道経由、三次東JCTより松江自動車道を松江方面へ、山陰道宍道JCTを米子方面へ、米子東IC下車。県営大山駐車場(博労座)へは、県道24号線を大山方面へ。約12km。広島から大山 所要時間 約3時間20分
松江自動車道 HP 
 

JR

●特急利用の場合
・東京駅 → JR新幹線のぞみ(約3時間30分) → 特急スーパーやくも(約2時間) → 米子駅
・大阪駅 → JR新幹線のぞみ(約1時間) → 特急スーパーやくも(約2時間) → 米子駅
・広島駅 → JR新幹線のぞみ(約1時間) → 特急スーパーやくも(約2時間) → 米子駅
・博多駅 → JR新幹線のぞみ(約2時間) → 特急スーパーやくも(約2時間) → 米子駅

●米子バスターミナルから大山町観光案内所へは
・タクシー利用で約30分
・路線バス「日本交通バス 大山方面行き」で約50分 (※路線バス 各時刻表はコチラ
・米子駅と大山寺を結ぶ「観光周遊タクシー/定額タクシー」もあります。 (※詳細はコチラ

 

主要観光地からのアクセス(マイカー)

出雲大社から

国道431号線経由、山陰道出雲ICを米子方面へ、米子東IC下車。大山夏山開き祭会場(博労座)へは、県道24号線を大山方面へ。約12km。
出雲大社より約75分

松江城から

県道37号線から宍道湖大橋を渡り、国道9号を宍道湖沿いへ南下。山陰道松江西ICを米子方面へ、米子東IC下車。県営大山駐車場(博労座)へは、県道24号線を大山方面へ。約12km。
松江城より約50分

美保神社から

県道2号線の海沿いを境港方面へ。境水道大橋を越え、国道431号線を米子方面へ。二本木交差点を直進、お菓子の壽城を左折、さらにつきあたりを右折、県道24号線を大山方面へ。約12km。
美保神社より約55分

水木しげるロードから

国道431号線を米子方面へ。二本木交差点を直進、お菓子の壽城を左折、さらにつきあたりを右折、県道24号線を大山方面へ。約12km。
水木しげるロードより約40分

上へ戻る