
行列は、参道の旅館街を抜け、境内へと続く石段へ。
一歩、一歩、時代行列は階段をかけ上がります。
見上げるほどに続く石段の連続。約200kgの御輿を担ぐ者にとっては一番の正念場を迎えます。
ここぞとばかり歯を食いしばり、踏みしめるようゴールへ。
そして汗だくの中、終着点となる本堂に無事に到着。
ゴールの余韻に浸る者から、参拝を済ませる者、記念撮影に興じる家族まで、それぞれにその達成を祝いました。
わずか数十分・・・。
博労座から大山寺本堂へと続く500mの参道が、この時ばかりは平安・鎌倉時代にタイムトリップしたかのような、幻想的な王朝絵巻に。大山の栄華の歴史を見事に再現していました。
ほんのひと時の夢ものがたり・・・
時の主人公になった気分で、当時の歴史ロマンにふれる。
新緑まぶしい5月のとある一日、そんな古のドラマが、ココ大山寺の参道では繰り広げられました。
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文化施設歴史遊ぶ体験
鳥取県西伯郡大山町大山 0859-52-2502(大山町観光案内所)
平安時代より伝わる祈願法要
地元では大山さんと親しまれる伝統行事