この像は弘安8年(鎌倉時代中期)泉國住人である智月房の禅慶によって作られたもので、もとは阿弥陀堂に安置されていたものを本堂に移し、現在は大山寺霊宝閣に安置されています。
この不動明王(総高286センチ、像高133センチ)は、作り方はやや粗雑な刀法のようですが、不動尊としては、犬歯は上、下に向くいわゆる阿吽の二相を表すのが一般的であるのに対し、両歯とも上に向く豪快な造りになっており、大山寺では貴重な仏像のひとつとして、県の保護文化財に指定されています。
所在地 | 鳥取県西伯郡大山町大山 |
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電話 | 0859-52-2502(大山町観光案内所) |
アクセス | (車)米子自動車道「米子IC」から大山観光道路を車で約15分 (バス)米子駅から大山寺までバス約50分 |
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文化施設歴史 鳥取県西伯郡大山町大山 0859-52-2502(大山町観光案内所)
県指定保護文化財
鎌倉中期の不動明王像
杉の一本造りの職人技も