宝牛(たからうし)
牛に願いを・・・ 大山寺に伝わる願い事成就の像
西暦718年に開基した大山寺。
この場所にも、牛との関わりを示すものが残されているのをご存じですか?
本堂近くにある「宝牛」。これは牛の霊を慰めるために鼻ぐりの銅をもって鋳造し、岡山県岡山市の宗教団体「福田海」より寄進された像で、別名を撫牛ともいい、一つの願いだけを心に念じてこの牛を撫でると願いを叶えてもらえるという縁起のよい牛。
なんと、縁結びスポットともいうべき名所がこんな場所に隠されていたのです。
その周辺には、その規模を裏付ける名所も現存
そのはかにも、博労座近くにある「番所地蔵」は、牛馬市が盛んであった頃、牛馬の鑑札を渡す番所がこの場所にあったことから、信者の一人が寄進したものとされ、また横手道から入る旧参道沿いにある山王堂の跡地付近には、日野、備中、美作から牛馬の鑑札を渡していた「番所跡」の鳥居が現存するなど、今なお、その繁栄の歴史を証拠づける史跡が数多く残されています。
所在地 |
鳥取県西伯郡大山町大山 大山寺本堂境内 |
電話 |
0859-52-2158(大山寺) |
アクセス |
(車)米子道米子ICより県道24号線(大山観光道路)経由、博労座駐車場まで約15分。大山寺参道を徒歩約15分 |
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(バス)JR米子駅から日交バス大山寺行でバス停大山寺下車(約50分)、大山寺参道を徒歩約15分 |
観光施設へのご相談は上記の電話番号または公式サイトからお問い合わせください。
文化施設歴史
鳥取県西伯郡大山町大山 0859-52-2502(大山町観光案内所)
牛に願いを・・・
撫でたら一つ、願いが叶う魔法の牛