金門(きんもん)

文化施設歴史
鳥取県西伯郡大山町大山 0859-52-2502(大山町観光案内所)

断崖がそびえる神の聖域こそ
大山が描き出す大自然の神秘

大山 金門

大山石畳の参道の標識に従い右手側にある横道に上がると、南光河原を流れる佐陀川があり、その両岸には巨大岩石を半分に切ったかのような岸壁が向い合わせに目の前に立ちはだかります。

ここは岩壁そのものを神門に例え御金門と呼ばれ、信仰の聖地として僧兵たちが修行に励んだ場所。
縁起によれば、権現の勅を受けた八大龍王がみる間に岩戸を切り開くと、金剛鳥が舞い降りて仏の徳を説き、智覚仙人が金門という額をかけて聖域の入口としたとあります。

岩壁の隙間からは大山北壁が垣間見れ、岩肌の荒々しさとその両岸に切り立つ絶壁の迫力と言えば・・・。大山の撮影ポイントとしてもぜひ訪れてほしいポイントでもあります。

 

大山の呼び名はここからはじまった!?
金門と大山二羽烏

大仙多宝佛、関鑰御金門
應化身垂跡、釋迦両足尊

大智明権現の殿堂を造営するに際し、大磐石が道に屹立して通行の妨げとなっていたので、僧徒等はこれを取り除こうとしたが難工事のために途方に暮れていました。すると二羽の烏が飛んで来て手伝い、またこの工事中(孝元天皇52年)、金剛鳥が天から飛んで来て次のような偈を説いたので程なく竣工したといいます。

大山の名前、金門の名は、これから始まったとも伝えられています。

本文

 

絶壁の隙間に夕日が・・・
神域に奇跡が起こる6月

断崖が迫る地峡部の一角、聖域をされる金門の夕暮れ時、一番にこの地へと訪れてほしいのが新緑輝く6月。
その理由とは、断崖のわずかな隙間に夕日が落ちるという何とも神秘的な光景に遭遇することができるからなのです。

 
所在地 鳥取県西伯郡大山町大山
電話 0859-52-2502(大山町観光案内所)
アクセス (車)米子道米子ICより県道24号線(大山観光道路)経由、博労座駐車場まで約15分。大山寺参道を石畳の参道、大神山神社方面へ、途中金門への参道を右折、徒歩約20分
(バス)JR米子駅から日交バス大山寺行でバス停大山寺下車(約50分)、大山寺参道を石畳の参道、大神山神社方面へ、途中金門への参道を右折、徒歩約20分

観光施設へのご相談は上記の電話番号または公式サイトからお問い合わせください。

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