大山寺の願掛け花手水(毎月24日前後に花供え)

大山寺山門横に鉢型の手水舎があるのをご存知ですか?

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大山寺山門の横に鉢型の手水舎があるのをご存知ですか?

そして、大山寺の地蔵菩薩が牛馬の守護神であることから、毎年「畜魂祭」が行われていることをご存知ですか?

その昔、その信仰により日本一の牛馬市が開催されていたこともあり、2016年大山は日本遺産に認定されました。

その価値を改めて知ってもらおうと、大山寺では身を清める手水舎に定期的に花を供え、この地で身を清めた後、本殿を参り、本殿横の「宝牛」を撫でて帰るという参拝の流れがあったとも伝えられています。

その流れを守った人たちに複数の御利益があったことから、宝牛は「願掛けの撫で牛」とも呼ばれるようになり、今では多くの方が訪れるようにもなりました。

今、各地が手水舎に花を浮かべる催しがインスタ映えすると人気を集めていますが、実は数年前から大山寺は小さいながらも取り組んでおられたことがキッカケになり、

改めてお写真なども整理してより多くの方に知っていただけるようご案内することになりました。

 

「大山寺の願掛け花手水」

「大山寺の願掛け花手水」。

まずは山門横の手水舎に行き、花のないスペースで水を汲み、身を清めます。

なぜ花が水面全体に置かれていないかというと、実は花のない場所には、大山の森が

リフレクション(反射)しています。

この水には1300年の歴史を持つ大山の自然のパワーが宿ることから、その水に触れ、身を清めることがご利益のきっかけになると考えているからです。

身を清めたら、次に参拝へ。 山門で志納金を払った後、本堂にてお参りください。

その後、右手にある宝牛の像へと行き、頭を撫でながら願掛けをしましょう。

その像を写真に撮り、待ち受け画面にするとさらにパワーアップする…との話も周辺からはちらほらを聞こえてきます。

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10月は23日から花がもつまで、24日は大山開山1300年祭の結願法要・合同法要もありますのでぜひご覧ください。(先月は9月21日~9月23日/台風のため)

冬場(12月~3月)を除く24日前後の数日、地蔵縁日とあわせて行われるそうなので、ぜひみなさん一度お出かけされてみてはいかがでしょうか?

実施日については、大山観光局のHPおよびSNS(Facebook&ツイッター)にてお知らせしますので要チェック。

(宗)大山寺×一般社団法人大山観光局×写真で地域をデザインするLANDSCAPE DESIGNにより、今後も「大山寺の願掛け花手水」を大山のおもてなしとしてご案内させていただきます。

 

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