古式祭(神水汲取神事・もひとり神事)

鳥取県指定無形民俗文化財(民俗)もひとり神事

もひとり神事

毎年7月14日から15日には、古式祭(もひとり神事)が、大神山神社奥宮にて行われています。

1000年以上も続く大山山頂の御神水と薬草を持ち帰り御神前に捧げる神事です。

14日の19時より奥宮幣殿にて催行される夕祭から始まり、幣殿や翼殿で参加者持ち寄りの酒肴で直会が開かれます。
幣殿での飲食が許されるのはこの日のみです。
15日の午前2時より派遣祭、湯立て神事が催行され、神職2名、先達1名、強力3名、一般参加の随員若干名が山頂へ向け出発します。
午前5時、山頂台地の石室で山頂祭を行い、石室前の凡字池で御神水を汲みとり、そこにある薬草を刈り取って、下山します。
午前8時大神山神社奥宮で正祭が行われ、参列者に薬草(ヒトツバヨモギ)が配られます。
このヒトツバヨモギは良く洗って陰干しし、煎じて飲めば万病に効くとされています。

山頂祭は、悪天候の場合、神社の判断により中止する場合があります。

古式祭写真の無断転載はご遠慮願います。

神事ご参加について

神事にはどなたでもご参加いただけますが、各自で夕食、寝具、朝食、飲物、ライト等をご準備の上、ご参加ください。
なお、神社へお入りになる場合は神聖な場所ですので必ず「靴下」を履いて拝殿へ入室してください。
履いておられない場合は、拝殿へ入室ができない場合がありますのでご注意ください。

山頂祭ご参加について

山頂祭参加を希望される方は、深夜登山のできる充分な装備を準備の上、事前申請が必要となります。
※事前申請(14日、大神山神社奥宮19:00頃受付)
山頂祭のご参加人数には限りがありますのでご了承願います。
大神山神社奥宮にて装備等不十分と判断した場合、また、定員に達した場合はご参加いただけませんのでご注意願います。

詳しくは大神山神社奥宮までお問い合せ下さい。
大神山神社奥宮 0859-52-2507

当日のスケジュール(時間は予定ですので変更になる場合があります。)

7月14日 19:00頃~ 夕祭 (大神山神社奥宮内/観覧自由)

7月15日 2:00頃~ 湯立神事 (大神山神社奥宮裏手)

湯立神事後、出立式を行い山頂へ向かう。

5:00~6:00頃 石室到着後、神事を行い、もひとり及び薬草を採取し下山

8:00 神社到着、神事(もひ【水】及び薬草を奉納)

※早く到着する場合があります。

神事終了後、下山神社にて霊大祭が行われます。(観覧自由)

大神山神社奥宮ホームページ

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