梵鐘(ぼんしょう)

文化施設歴史 鳥取県西伯郡大山町大山 0859-52-2072(霊宝閣)

県指定保護文化財
鎌倉時代に造られた県内有数の古鐘
霊宝閣に眠る荘厳な鐘の音

梵鐘(ぼんしょう) 元は阿弥陀堂にあった無銘の銅鐸で、いまは霊宝閣に展示されるコチラは、県内では鳥取市の本願寺の梵鐘に次いで2番目に古いと言われています。
沈鐘伝承では阿弥陀川河口の水中から小阿弥陀像とともに引き上げられた後、阿弥陀堂に納められ、またの名を「龍鐘」とも呼ばれてきたとか。
一区画内の乳数は9で近世の16より少なく、縦横の諸帯やつき座の紋様などから鎌倉時代前期に造られたものと推定されています。

ちなみに梵鐘とは、寺院の大鐘のことで、俗に「かね」、「つりがね」と言い、梵とは、印度語音訳で「神聖・清浄」などを意味。神聖な仏事に用いる鐘ゆえに梵鐘と言われているそうです。
所在地 鳥取県西伯郡大山町大山 大山寺宝物館霊宝閣内
電話 0859-52-2072(大山寺宝物館霊宝閣)
アクセス (車)米子道米子ICより県道24号線(大山観光道路)経由、博労座駐車場まで約15分。大山寺参道を徒歩約15分
(バス)JR米子駅から日交バス大山寺行でバス停大山寺下車(約50分)、大山寺参道を徒歩約15分

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